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すみだまつりでマイカー点検教室開催!(2025)


2025/10/04(土)~10/5(日)にかけて、墨田区の錦糸公園において開催された「すみだまつり」内にて、私たちの所属する東京都自動車整備振興会 墨田支部が「マイカー点検教室」を実施しました。

初日の天気は曇り~雨となりましたが、2日目は晴天となり、多くの方々にご来場いただきました!

すみだまつりでマイカー点検教室開催!(2025)

「マイカー点検教室」は、イベントの来場者の方へ、日頃の点検整備の重要性について訴求するもので、今年度も墨田支部が、国土交通省関東運輸局東京運輸支局と連携して実施しました。当日は支部会員と共に、ポスターの掲示やチラシの配布、会場に用意した自動車を活用してのマイカー点検教室など、日頃の点検整備の重要性と必要性について、来場者にアピールしました。また、ご来場いただいた皆様が日頃なやんでいるクルマのことについてヒアリングをおこない、個別に点検整備のポイント指導などをおこないました。

来場者アンケートにお答えいただいた方にお渡しした「ハンドブック」を片手に愛車を点検してもらえると、日常点検の必要性について理解が深まると思います。

今回、マイカー点検教室による実演では「発煙筒の使い方」「フロントガラスの仕組みとサイドガラスの割り方」「タイヤの構造」について説明をしました。

発煙筒の実演では、使う場面や使い方をスタッフが詳しく説明しました。

発煙筒の使い方実演の様子

発煙筒は故障や事故が起きたときに後続車両、緊急車両に位置を知らせるために使うものです。豪雨の中でも消えないようにできているので、水につけてもすぐには消えません。実際に発煙筒をつけて水につけたりしながら、その効果を実演したところ、皆さん興味深く聞いておられました。

発煙筒には使用期限があります。使用期限を過ぎると少しの水でも消えてしまう可能性が高まります。 いざという時のために、愛車に積んである発煙筒の使用期限をチェックしておきましょう。

フロントガラスの仕組みとサイドガラスの割り方の実演では、フロントガラスとサイドガラスの違いを説明し、水害にあって閉じ込められた際に、車から脱出する方法を実演しました。

水圧でドアが開かなくなった場合、専用ハンマーでサイドガラスを破壊して出る方法がベストです。サイドガラスは特殊な割れ方をします。粉々になって割れるので、窓から脱出するときにガラスでケガをする心配はありません。

※実演ではてんけんくんが割ってくれました。

サイドガラスの割り方の実演の様子

また、フロントガラスは二重構造になっているので、専用ハンマーでも割れません。必ずサイドガラスを破壊して脱出しましょう。

フロントガラスの仕組み説明の様子

タイヤの構造についての説明では、溝の浅くなったタイヤと、実際にバーストしたタイヤを横に置いて説明しました。

タイヤの溝の深さが1.6mm未満になると車検に通りません。5mm~4mmになったら交換を検討しましょう。

バーストしたタイヤの様子

最後に、サイドガラスを割る専用ハンマーの裏側についているシートベルトカッターを使った実演をしました。事故などでシートベルトが外れなくなった場合に使うためのカッターです。

スタッフの実演が終わった後、来場者の方に実際にシートベルトカッターを使ってもらいました。多くのお子様が参加してくださり、貴重な体験になったのではないかと思います。

来場者がシートベルトカッターを使っている様子

愛車の日常点検はとても大切です。「難しくてよくわからない」「点検している暇がない」という方、ご安心ください。そのために、私たち自動車整備のプロがいます。

点検・整備は私たちの得意とする分野ですので、是非一度ご相談ください。

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